2013年12月4日水曜日

11月に研修された小澤労先生から感想を頂きました。

先月研修された小澤労先生から感想とお礼のお便りを頂きました。
とても熱心で、研修にも真剣に取り組んでいただき、私たちにとっても楽しい1ヶ月間でした。患者様をはじめ、多くの方のお世話になったことをとても感謝されていました。

 先日は地域医療研修として約一ヶ月間にわたり研修を受け入れてくださり本当にありがとうございました。とても充実した研修をおこなうことができました。
 研修については、研修前に私の要望を聞いてくださり、それをもとにとても綿密なスケジュールを組んでくださり自分の目標に向かってとてもマッチした研修をおこなうことができました。また濃密な外来研修だけでなく、病院の外で学ぶ時間もたくさん作ってくださり、普段の業務ではほとんど体験できないような貴重な経験をすることができました。そして何度も振り返りの時間を下さり、私自身が何を学んだのかを言葉にすることで、とても深い学びができたと思います。ありがとうございました。

 研修中、本当にたくさんの方々にお世話になりました。院内のスタッフの方に留まらず、福祉課の方やケアマネージャーさん、施設の職員の方、そして患者さんなど、いつも私を受け入れてくださり快く教えてくださったことに感謝します。こうした経験の中で、多職種連携の強さを実感することができ、それぞれの立場を理解し尊重しようとより一層考えるようになりました。ありがとうございました。
 
 そして、更別村の皆さんには、私のつたない外来研修に快く協力してくださり、本当にありがとうございました。村の方々の暖かさにいつも幸せを分けて頂いてもらっていました。
 これからはまた元の職場に戻りますが、より一層研鑽し、多くの方のための力になりた いと思います。

江別市立病院初期研修医 小澤労
コムニ回診にて

2013年12月3日火曜日

実習生から感想を頂きました。

最近、更別で話題になった?黒いキツネを見ました。
9月末から10月末まで実習いただいた特定看護師(ナースプラクティショナー)の勉強をしている学生さんから感想を頂きました。1ヶ月間の実習でしたが、積極的にいろいろなことに取り組んでくれました。おつかれさまでした!!

4週間にわたる実習,ありがとうございました.初めてのNPの実習で,先生方の慣れない中熱心にご指導いただき,本当に感謝しています.医師に対する実習と違い,看護師と職種が異なるため,ご迷惑をおかけした点もあったかと思います.先生方のご協力で,NPとしての学びだけでなく,一人の看護師として
より成長できる実習内容にしていただけたと思っています.施設や訪問看護実習,乳幼児健診,会議等へ参加させて頂くことで,多職種とのつながりだけでなく,地域の雰囲気も知ることができたと思っています.
今後,NPとしてどのように実習で得た学びを生かしていけるか検討中ですが,地域の中で働く看護師になりたいと強く思うようになりました.更別村のように,住民同士の距離や関係性が近い地域も魅力的だと感じました. 実習にご協力いただけた住民の方にも,本当に感謝しています.本当にありがとうございました.


2013年11月16日土曜日

医業も父親業も日々鍛錬. 第16回 のど元過ぎて忘れてしまわないように・・・風疹の話 〜どんぐり通信2013年11月号より

 昨年から今年にかけて国内で風疹が大流行したことを覚えていらっしゃいますか?
 幸い,更別までその流行が波及することはなく今日に至りますが,流行がいつやってくるかは予想することができません.
 どんぐり通信をお読みになるご夫婦にぜひ風疹ワクチン(できれば麻疹-風疹混合ワクチン)をお受け頂きたい!ので,ご紹介します.

おそろしい先天性風疹症候群
 今年なぜこんなに風疹の流行がニュースになったのでしょうか? それは先天性風疹症候群が尋常ではない数で発症したからです.201311日から1031日までの報告数で18例.通常の年は1~2例.妊婦とくに、妊娠初期の女性が風疹にかかると、胎児が風疹ウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、そして精神や身体の発達の遅れ等の障がいをもった赤ちゃんがうまれる可能性が高くなります.これらの障がいを先天性風疹症候群といいます.
 特に妊娠初めの12週までにその可能性が高いことが認められており、調査によって25−90%と幅があります.予防接種をうけることによって、成人女性なら妊娠中に風疹にかかることを予防し、または妊婦以外の方が妊婦などに風疹をうつすことを予防できます.
 しかし!妊娠中は風疹の予防接種をうけることはできません.
 男性が予防接種をうけず自然感染したときには、妊娠中の配偶者(妻)あるいはパートナーなどにうつすことで、生まれてくる赤ちゃんが先天性風疹症候群と診断される可能性が生じます。将来自分達のこどもを先天性風疹症候群から守るためにも、男性も可能な限り早く風疹の予防接種をうけてほしいと思います.

予防接種について
 今回予防接種をお勧めしたいのは2008年度2012年度までの5年間に中学1年生、高校3年生相当年齢に2回目の麻疹風疹混合ワクチンを接種していない20~40代の成人の男女全員です. 「小さいときにかかった」という方も血液検査で本当にかかったことが確認されていないのならば予防接種をお受け頂く方がよいでしょう.
 また,どんぐり通信をお読みになるご夫婦の多くは風疹と同様重大な疾患である「麻疹」に対する免疫も不十分であることが多いため,「麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)」をお受け頂くことをお勧めします.
 風疹ワクチン,麻疹風疹混合ワクチンの予防接種は更別村診療所でお受け頂くことができます.毎週木曜日の午後に実施しており,事前に申し込みが必要です.料金については診療所のHP診療のご案内」ページをご覧下さい.

また,私たち家庭医が所属する日本プライマリ・ケア連合学会では
「風疹封じ込めを!」のページを設け,一般のみなさん向けのパンフレットを更改しています.ぜひご覧下さい.

2013年11月11日月曜日

定期受診される方の「診察開始時間予約」を始めます。 〜診療所かわら版2013年11月号より〜

6月に行った待ち時間に関するアンケート調査にご協力いただき、ありがとうございました。その結果から「午前中 予約日に定期診察に来た方にとって診察までの待ち時間が長いと感じる傾向がある」などの結果が出ました。

そこで、「午前中 予約日に受診していただく方」の待ち時間を短くするための方法のひとつとして「診察開始時間の予約(通称:時間枠)」をご希望の方に対して設けることにしました。

時間枠の対象は、午前中の定期診察(または発熱・ケガ後の予約受診)で診察当日検査予定がなく、診察医師を指定されない方です。

時間枠を予約していただいた方は、指定された時間の15分前に受付をすまし、看護師による予診を受け、指定された時間から15分以内に診察を開始する予定です。これにより、午前中どの時間帯でも待ち時間を1530分程度にすることができる見込みです。

時間枠の予約は、1111日(月)より開始します。詳しくは、診療所スタッフにお聞きください。
新しい試みのため多少時間がずれる可能性があることをご了承下さい。

その他にもアンケート調査結果をもとに、全ての利用者を対象とした待ち時間を短くするための改善策を実行中です。   
来年2月頃に再度アンケート調査をさせていただき、待ち時間のさらなる改善に努める予定です。ご理解ご協力をお願いいたします。

待ち時間対策プロジェクト 医師 

棟方智子

2013年11月3日日曜日

肺炎球菌ワクチンが(少しだけ)変わります.

パッケージも変わります.
  今年から乳幼児の定期接種に導入された肺炎球菌ワクチンですが,11月1日から製剤が「プレベナー(沈降7価肺炎球菌結合型ワクチン)」から「プレベナー13(沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン)」に切り替わります.
 現在使用されている「プレベナー」には7種類の肺炎球菌の成分が含まれています。一方、今回承認された「プレベナー13」には、新たに6種類が追加され、計13種類の肺炎球菌の成分が含まれています。これにより、従来よりも多くの種類に対して予防効果が期待出来ると考えられています。

 途中まで「プレベナー」を接種してきたお子さんも残りの回数は「プレベナー13」で接種頂くことになります.
 予防接種のスケジュールはいままでとほぼ同様ですが,ほんの少し変更があります(下線部,厚労省HPより).

  1. (1)初回接種開始時に生後2月から生後7月に至るまでの間にあるお子さん
     初回接種については27日以上の間隔をおいて3回、追加接種については生後12月以降に、生後12月から生後15月に至るまでの間を標準的な接種期間として、初回接種終了後60日以上の間隔をおいて1回接種します。ただし、初回2回目及び3回目の接種は、生後12月に至るまでに接種し、それを超えた場合は行えません(追加接種は実施可能)。
  2. (2)初回接種開始時に生後7月に至った日の翌日から生後12月に至るまでの間にあるお子さん
     初回接種については、27日以上の間隔をおいて2回、追加接種については生後12月以降に、初回接種終了後60日以上の間隔をおいて1回接種します。ただし、初回2回目の接種は、生後13月に至るまでに接種し、それを超えた場合は行えません(追加接種は実施可能)。
  3. (3)初回接種開始時に生後12月に至った日の翌日から生後24月に至るまでの間にあるお子さん
     60日以上の間隔をおいて2回接種します。
  4. (4)初回接種時に生後24月に至った日の翌日から生後60月に至るまでの間にあるお子さん
     1回接種します。




2013年10月27日日曜日

さーくる「ほーぷ」活動開始!

 2013年7月27日のブログ「ライフスキル教育の研修会に参加しました.」でご紹介した,ライフスキル.
 これを更別の子どもたちに伝えたい!住民の皆さんにその考え方を伝えたい!
住民の皆さんの豊かな生き方に貢献したい!
という思いで村内の有志とサークル「ほーぷ」を立ち上げました.

 代表は私ヤマダ.副代表は更別農業高校養護教諭のアサミ先生.そのほか保健師,教諭,社会福祉士など多様な仲間が加わり合計6名で活動を開始しております.

『ほーぷ』の名前の由来は
『h』happy ハッピーで
『o』oneself 自分らしく
『p』power of live 生きる力を
『e』education 育てる教育

から来ています.
 現在,育休中の三浦保健師命名!すてきですよね〜.
 こういうのヤマダには全く思いつきません…


 今年度は11/22の上更別小学校のPTA研修会でお話しさせて頂くこと,1月19日(日)には住民の皆様向けに「ワールド・カフェ」形式の楽しい交流と学びの場を設ける計画です!
写真は毎月1回診療所で開催している打ち合わせの場面.
 情熱をもって,みんなが役割を分担しあえる仲間に恵まれました.

タイムリーな活動の報告,情報提供は「ほーぷ」のFacebook ページで行っています.
Facebookをご利用の方はぜひ「いいね!」して,拡散お願い致します!
リンクは以下!
ほーぷ Facebookページ

イギリスの地域医療を見てきました! 診療所かわら版 2013年10月号より

国が変われば医療の形も変わります。この9月末から10月初旬の約1週間をかけて、ナカムラはイギリスの地域医療を学びに海外視察の旅に行ってきました。
私が訪れた地域はリーズ(Leads)という町の診療所です。イギリスでは家庭医制度が60年も前から発達していて、日本と制度がかなり異なり、必ず地域の家庭医に住民全員がかかりつけ医登録をして、その診療所を窓口に様々な医療を受けるというシステムになっています。
これまではイギリスの医療は「専門医受診までの待ち時間が異常に長い」などの運用上の問題点も多く指摘されることもありましたが、ここ10年の医療制度改革による改善が目覚ましく、アメリカなどのように巨額の医療費をかけずとも高い健康レベルを達成出来るシステムを構築し、世界で注目される効率的かつ高水準の医療が展開されるようになりました。その医療制度の要となっているのは、プライマリケアの担い手である地域の家庭医達です。彼らは厳しいトレーニングを経て家庭医となり、医師の中でも非常に人気のある「地域医療の専門家」として、国民の期待をうけている姿が、視察中とても印象的でした。
私たち更別村の医師も皆が「家庭医」と呼ばれる種類の医師です。超高齢化社会をむかえる日本もまた今後の健康的な生活を保つために、家庭医/総合医を国策として育てる気風が育ってきています。どのような家庭医育成制度を国がとっていくかはまだまだ分からない部分も多いですが、私たち更別の現場の医師としては、まずはイギリスで見聞した事を共有して活かし、この更別で質高い地域医療を展開していくよう、出来る事から取り組んでいく気持ちをあらたにしました。

ナカムラ

風邪薬の眠気は,ただの眠気ではない? 〜船木先生の薬の話 かわら版2017年10月号より〜

「風邪をひいたかな?」と感じた時、症状が悪化しないように早めに風邪薬を服用される方も多いのではないでしょうか。今月は、風邪薬を飲んだ時の副作用について、フナキ調剤薬局 船木達 薬剤師にお話を伺いました。      風邪のつらい症状...