2014年7月28日月曜日

6〜7月に実習された森崇博さんから感想を頂きました.

6月から7月にかけて更別村診療所で実習された,札幌医大6年・森崇博さんから感想を頂きました.帯広出身の森さん.
将来は十勝の医療に貢献したい!とおっしゃっていました.
どんなことにも積極的に楽しみながら取り組んでいた森さん.
将来が楽しみです!

※ この記事はご本人の許可をいただいて掲載しております.

Q. この実習でもっとも印象に残ったことは何でしたか?

A.訪問診療.何件かに同行させていただきながらその中のひとつのお宅には初回訪問からお看取りまでをみさせていただけ、自分にとってお看取りの経験は初めてだったのでとても印象に残っています。最初は死やその過程、自宅でのお見とりをイメージできず不安、怖ささえ感じていましたが、先生の説明を聞いているうちに徐々にそれらが薄れていくのを感じました。ご家族の表情・心情の変化の様子も感じることができました。死について考えるきっかけともなりました。

Q.感想をお願いします.
A.本当に楽しく充実した実習だったと今振り返って思います。始めは家庭医のことについてやんわりとしたイメージしか持つことができなかったのですが、終わって考えてみると少し具体的なイメージを持てるようになりました。実習は診療所内だけでなく、外にもたくさんの場所にいくことができ、村全体と医療の関わりを学ぶことが出来ました。その中で出会う村の人々の暖かさを感じました。実習したことをまとめ、自分の考えを深める時間として振り返りの時間が用意されており、これにより、より一層身のある実習になったと思います。暖かく受け入れて下さり、また貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。

外来診療研修の一コマ.日を追う毎に成長していきましたね!
協力頂いた患者さん,ありがとうございました!

新年度のご挨拶 〜 診療所かわら版2024年4月号より 〜

例年になく少なかった雪が解け、畑の土が顔を出していますね。たった1分の通勤時間でも日差しに、はっきりと春を感じます。診療所は3人の新任の医師を迎え新たなスタートを切りました。この数年不在だった副所長クラスに堂坂医師が着任。「いつか一緒に仕事ができたらうれしいな」と思っていた頼もし...