2014年12月31日水曜日

年末年始のご挨拶〜どんぐり通信2015年1月号より〜

 はやいもので、あっという間に新年を迎える時期になってしまいました。
 日本国内では台風、土砂災害、火山の噴火などの自然災害、世界に視野を広げるとますます混迷を深める紛争やイスラム国の台頭、エボラ出血熱などの感染症の流行により多くの尊い命が失われ心痛めることの多い一年ではありましたが、こと更別に関しては比較的穏やかな1年だったといってよいのではないでしょうか?

 診療所は今年度、事情により医師が1名休職となり3名体制での運営を余儀なくされました。住民の皆様の診療には極力影響のないように対応して参りましたが、至らぬ点もあったかと思っております。現時点では、平成27年度は4名体制を維持できることが決まっておりますので、どうかご安心いただけますようよろしくお願い致します。

 今年は数年前から準備を進め実現した、院外薬局への移行が完了しました。今までと勝手が違ったり、金銭的なご負担が変わった面はありますが、やはりお薬の専門家である薬剤師が皆様へお薬を手渡し、安全に利用頂ける環境が整ったことは非常に有意義であったと認識しています。地域の薬局として今後も身近にご利用頂けるとうれしいな、と思っています。

 今年度は診療所のサービス向上委員会が、私たちスタッフの接遇改善や長年の問題である待ち時間の改善に取り組んでいます。接遇に関しては講習会やケース検討会などを毎月実施し、待ち時間に関しては11月に現状分析のための調査を行いました。こういった取り組みの結果が利用される皆様に実感していただけるよう診療所一同、努力を積み重ねていきます。どうかご理解頂きますようよろしくお願い致します。

 私山田ですが、週末村を空けて出張にでることが多く、トラクターBAMBAや収穫祭といった楽しみなイベントに参加することもできない1年となってしまいました。残念…来年度はもう少し私生活が充実することを新年に向けての願い事にすることにします。

 それでは住民の皆様にとって幸多き1年になることをお祈り致します!
 新年もよろしくお願い致します。

更別村国民健康保険診療所  所長 山田康介

2014年12月23日火曜日

氷道・雪道での転倒予防 〜 診療所かわら版 2014年11月号より〜


日高山脈が白くなり、いよいよ厳しい寒さの冬がやってきますね。毎年、寒くなり始めた1112月頃に凍った玄関先の段差や駐車場で転倒する方が多くいます。特に骨粗鬆症の持病がある方や高齢者は、転倒し骨折する可能性があるため、下記の転倒予防の歩き方を参考に十分注意して生活し、ケガのない楽しい冬を過ごしましょう。

<転倒予防のための歩き方>
小さな歩幅で歩く
歩幅が大きいと足を高く上げるため、重心移動(体の揺れ)が大きくなり、転倒しやすくなります。滑りやすいところでは、基本的に小さな歩幅であるきましょう。左右の幅については適度に離れているほうが良いでしょう(20センチ前後)

靴の裏全体をつけて歩く
重心を前におき、できるだけ足の裏全体を路面につける気持ちで歩きましょう。特に、道路の表面が氷状の「つるつる路面」では小さな歩幅で、足の裏全体をつけて歩く「すり足」のような歩き方が有効です。ただし「すり足」といっても、完全に地面を擦りながら歩いているとつまずく原因にもなるので、軽く足を浮かせて歩きましょう。

急がず焦らず余裕を持って歩く
冬は夏より移動に時間がかかることは仕方がないと思って「余裕をもって」行動し、「急がず、焦らず」に歩くことが大事です。
また急いでいなくても、携帯電話やスマートフォンに夢中になっているときなど、路面に対する注意力が薄れたときは転倒しやすくなりますので、注意しましょう。
                                 医師 棟方智子

私もある忘年会の夜,転んでしまいけがをしてしまいました.皆さんもご注意下さいね!(山田)

仕事納め。2023年も1年間お世話になりました!~診療所かわら版12月号

本日の午前診療をもって、年内の通常診療は終了となりました。 午後は恒例の大掃除。わたくし、小さい頃から掃除や片づけが大の苦手なもので、神経を使いすぎるのか掃除をした次の日に熱を出して寝込む習性があります。 …なんて頓狂な方はめったにいらっしゃらないと思いますので、この年末年始にお...